〝昔むかし、あるところに、お爺さんとお婆さんが住んでいました。お爺さんは山へ芝刈りに、お婆さんは川へ洗濯に・・・・・〟
日本の昔ばなしの多くは、いつもここから始まりますね。
千年の陶産地である瀬戸も、
「たたら製鉄」の奥出雲も、
陶土や砂鉄が産出するだけでなく、
燃料となる山の木々に恵まれた、といわれます。
いつの間にか、お爺さんは山へ芝刈りにゆかなくなりました。
近頃のお爺さんは、近いうちに、また、行くようになるかも。
エネルギー源は、マラッカ海峡経由でなくても、すぐそこにあるようにも見えます。
(瀬戸市東部、三国山の山頂から)