Sunday, September 11, 2011

社)日中法務交流・協力日本機構、大連でセミナー開催



現地法人の企業再編と問題点

 去る9月8日、大連日航ホテルでセミナーを開きました。

報告者は、私どもの法律事務所大連代表処の首席代表・中島宏治弁護士(大阪・法円坂法律事務所)。加えて、社団法人日中法務交流・協力日本機構(ILN)が実務協力協定を結ぶ大連の于虹弁護士ならびに劉同強弁護士が中国側講師として報告。

中国に進出した日系企業が、中国から撤退せざるを得ない。こうした場合の、株式譲渡や解散そして破産などの方法などについて学びました。中国の法制と実情そして司法の状況などを踏まえた実践編として、その問題点と対応策に関する真摯な研究の機会となりました。

この他、徳永事務局長の司会の下、ILNの菅原哲朗書記長が纏めに、稲田堅太郎理事長がスカイプによる法律相談の説明に、それぞれあたりました。会長の加藤は、上海→杭州 経由で大連入りし、ILNの紹介をさせていただきました。

Saturday, September 03, 2011

志ある何者かが南宋と瀬戸とを結んだことには違いがない


古くて新しい物語のはじまり

知る人ぞ知る藤四郎伝説。時は鎌倉時代、曹洞宗の開祖道元禅師に同行して宋にわたって施釉陶器の製法を学んで帰国した加藤藤四郎景正が、優良な陶土が産出する地域を探して瀬戸に辿りつき、以来、瀬戸の施釉陶器の歴史が始まった、とされる。その学んだ先の南宋の都こそ、杭州。

杭州の博物館で宋朝の陶器を見ると、何と瀬戸の陶器に通ずるものだとピンと判る。藤四郎その人の実在が問われているけれども、こうした物的資料からすると、志ある何者かが南宋と瀬戸とを結んだことには違いがない。

ところで、今年2011年10月29日と30日の両日、瀬戸第九をうたう会は、日本全国の仲間とともに、かつての南宋の都〝杭州〟で、杭州余暇博組織委員会の主催のもと、ベートーヴェン作曲・交響曲第九番の合唱を披露することに。
「時代の潮流が残酷に切り裂いたものを、再び結びあわす。すべての人間は兄弟になる。」(合唱詩)とうたいあげます。

瀬戸と杭州、わたくしたちの地域と世界の古くて新しい物語のはじまりです。

(写真は、瀬戸公園内の「陶祖碑」/藤四郎伝説を刻む巨大な陶製モニュメント)