土曜日, 2月 24, 2024

地場産業/二つの陶磁器産地

 郷土 尾張の国〝瀬戸〟

 千年の歴史を刻むセトモノ
 これは毎年九月の第2土・日のセトモノ祭り 全国から訪れるは実に35万人に及ぶ。
 中心行事は何といっても陶器市。
 その名は〝せともの大廉売市〟

 スペイン バレンシア

 こちらは、戦後(第二次世界大戦)の立ち上げで世界有数に。その名はリアドロ(https://www.lladro.com/ja_jp)。2,000人のスタッフが働く地場企業。
 三人兄弟の起業の夢は〝人間の喜びの瞬間を形に表す〟
 因みに、その五月武者人形 350,900円/一体

月曜日, 12月 18, 2023

国民主権

 

 日本国民は、・・・われらとわれらの子孫のために、・・・・ 政府の行為によつて再び戦争の惨禍が起ることのないやうにすることを決意し、 ここに主権が国民に存することを宣言
 これは、わが日本国憲法の前文。主権を担う国民総数1億2434万人。個人個人にすれば、〝たかが1億2434万分の1〟・・・だが連帯すれば〝されど国民主権の実在〟へ。誰もが無事に明日も陽が昇るを見ることのできる平和の確保を。


月曜日, 5月 22, 2023

戦争か外交か  ~~~「平和の為の戦争」???~~~


    

 21世紀の今になってヨーロッパで戦争。その戦死者、ウクライナとロシアの双方あわせて3万8,000人に及ぶとか。(※注)

 〝戦争でなく外交で〟の理念をあらためて肝に銘ずる。

 どうすれば和睦せしむることができるのか・・・・黙考するうち、勤行の経文を想起。

 そして、自身の本業の進め方のふり返りにも・・・・〝裁判係争か交渉解決か

修証義』
第四章「発願利生」第二十二節
 ・・・前略・・・
 徳あるは讃むべし、徳なきは憐れむべし、
 怨敵を降伏し、君子を和睦ならしむること愛語を根本とするなり、
 ・・・中略・・・
 愛語能く廻天の力あることを学すべきなり。

注※ AI(人工知能)Bingとの問答  
問:ウクライナとロシアの戦争で現在までに戦死した人の数は判りますか。そのウクライナ側の人数とロシア側の人数を教えて下さい。
答:こんにちは、Bingです。😊
 ウクライナとロシアの戦争で現在までに戦死した人の数は、正確には分かりません。
 しかし、BBCが検証したところによると、2022年7月時点で、ウクライナ側の死者数は約1万5000人、ロシア側の死者数は約1万2000人と推定されています。
 NHKの報道によると、2023年2月時点で、ウクライナ側の死者数は約2万人、ロシア側の死者数は約1万8000人に増えているという情報もあります。
 この戦争についてもっと知りたいですか?それとも別の話題にしましょうか?
問:ありがとうございました。
答:どういたしまして。😊

土曜日, 12月 31, 2022

手を結ぶ ひとり一人の幸せは 行きつ戻りつ 歴史を登る

  克服した筈でした。77年前に・・・・・。

 だが、思わぬ揺り戻しです。

 そう、軍民あわせて5千万人から8千万人の犠牲に報い、この悲惨を繰り返さぬ決意で創立した国連。時に1945年、加盟国51カ国の盟約でした。

 これ、今や無力なのか?

 否!

 確かに第2次世界大戦の戦勝五大国に世界の平和を委ねて頼る時代は終焉を迎えた様です。

 だが、今や国連加盟国は196カ国、77年前の約4倍におよびます。これまでの5大国を、むしろ中小の国々191カ国が包み込む形勢です。

 五大国と言うもののその人口は約20億人。地球全人口80億人の四分の一に過ぎない。中小の国々の人口は五大国のそれに比べて圧倒的に多い。

 中小こそ多数派だと気付きます。

 その連帯の力こそ人類史を新たな段階に進めるに違いないのではないでしょうか。 日本列島で生きる自身も皆々その一員であることを自覚しよう。

  〝手を結ぶ ひとり一人の幸せは 行きつ戻りつ 歴史を登る〟

金曜日, 10月 21, 2022

桐一葉、落つるを見て知る天下の秋

                                                                         (前漢・劉安/前179‐前122)

 桐の葉いちまいが落ちるのを見て

       〝先駆〟の政策を発案し 

         実践に 着手する資質は?

 厄年を超えて、これは

     〝広くて深い時代認識と先駆〟

と悟り、理念の一つに掲げる。

  厄年から35年、職について53年を歩んだ今、確かに  

           天下の秋

が身に迫る。

 胸中に〝先駆〟の策ありや。

土曜日, 6月 11, 2022

衆議により進路を発見しこれを決す



   
人、ひとり一人が人間らしく生きたい。

 人の世を包み浮かべる天海の変転、止まることなし。

 常に進路あやまたずこれを発見するは、衆議による神の眼。

 方向を決して協力しあい、以て活路を拓き皆々生きる。

土曜日, 1月 01, 2022

~~~汝自身を知れ~~過剰の中の無~~~


 

 これは、ギリシャのデルポイ神殿に掲げられた神託、とのこと。

 この箴言で締めくくる中日新聞元旦の社説から学ぶことになりました。

 振り返って己れ自身をみれば、そこに居るのは紛れもない老人です。

 自身にどれくらいの資質があり、どれくらいの限界があるのか、わきまえることを忘れる勿れ。

 「まだ壮年のうち」などと勇んで進めば、知らずして限界を超え、文字通り〝過ぎたるは及ばざるより尚わるし〟に陥る。

 あらためて己れの立ち位置とそれにふさわしい役目を知る、新年の計となりました。


月曜日, 10月 18, 2021

勝つことばかりを知りて負くるを知らざれば害その身に至る

 

 武田軍の西上侵攻に際し、浜松から出撃するか否か。家康は逡巡の末 出撃。世に言う〝三方ケ原の戦い〟である。

 手痛い敗北を喫し、かろうじて浜松城に逃げ込んだ。戒めの箴言と絵とは、現代の我々にも通ずる。

 時は中国軍の台湾侵攻のその時、

日本自衛隊は出撃すべきや否や。

 緒戦段階 → 攻防戦段階 → もしかして奪還戦段階

 各段階での勝敗の行方 と 出動の日本にとってのメリットとディメリットを問う。   

月曜日, 8月 23, 2021

単縦陣から半円形陣へ

 ある日の瀬戸川、一群の鴨が織りなす単縦陣と半円形陣を見て想起するところあり。

 先頭の正・副だけが状況の把握・判断にあたり、あとのものは目の前の鴨に追従するのみで、ある意味では「気楽」?

 半円形陣に移っては、各鴨だれもが状況の把握と判断にあたり協力しあうことに。

 想起するは、縦に並んで北上する相手艦隊の進路を、横に展開して遮るわが艦隊のこと。相手艦隊先頭に向けて集中砲火を浴びせたその史実である。

 鴨たちも、自主・民主・連帯を身につけるのカモ?!

 

金曜日, 4月 23, 2021

暗あれば明あり


     何ごとにも正あれば反あり

暗雲あればその陰に陽光あり

 この一年余、座右の銘としたのは

    〝転禍為福〟

 生涯の歩みの途上で、長く立ち止まって自省する、そうした機会をはからずも得ることに。

 この禍の日月なくば、従来の歩みの延長上をひた走りに過す人生となったかも。

 〝暗〟中  立ち止まって己が立ち位置を知り、沈思黙考して 自己変革へ。

 陽光あける 〝明〟の日々が楽しみ。

 

   

日曜日, 1月 03, 2021

時は持久 心に糧を


 


来るべき その朝に備え


常ならぬ沈思黙考


 而して電信(心)


日曜日, 11月 22, 2020

瀬戸川の辺に住んでテレワーク、時として名古屋市内のオフィスへ

 再開発プロジェクトが完成したレイヤード久屋大通パークから電車で30分弱、そこは尾張瀬戸駅終点。

 陶磁器文化で千年の歴史を刻む瀬戸市の中心市街地です。

 その真ん中を瀬戸川が流れています。

 この亀さん、石にのぼって向こうの白鷺の様子をうかがうが、友達になりたいのかな。これを写真に撮る人間もそういえば自然の一部なのだ・・・・と吾にかえる。

 人口13万人の瀬戸は更に車で東に20分も走れば国定公園地域。岩屋堂や東海自然歩道そして尾張・三河・美濃の三国境の三国高原へと続きます。そこは名古屋そして伊勢湾その向こうの鈴鹿山系まで一望できる緑豊かな別世界です。

 瀬戸川の辺に住んでテレワーク、時として名古屋市内のオフィスへ。

 空き家も結構ありますよ・・・・・

水曜日, 5月 13, 2020

ビデオ通話法律相談、テレビ会議で、弁護士の役目を果たす

       コロナ嵐のなか
     法律事務所を訪ね密室で対面して相談・・・・・危ない
    と、思っても、相談しなければならない問題が身に降りかかる。
     そこで、何が何でもスキルを身につけねばならないのが弁護士の側。
     とにもかくにも挑戦し、Teams、Zoom、Webex、LINE、Duo等々、山に見えたがよじ登って見ればそこは丘。
     〝挑戦なければ成功なし〟で突貫し、今は、〝何でもござれ!〟
     電話一本いただけば、使い方も含めて法律相談が始まります。
     こうなると、「これなら日本中はもとより外地も含めて、どこにおられる方とも互いに顔をあわせてお話ができる」ことに気づきます。
     そして、何と言っても、交通費も要らなければその時間も要らない。
     資料が多くてもメールで送受信すればOK。しっかり検討・熟慮してのウェブ合議が極めて有効なことにも、挑戦してみて実感します。
     こういう時こそ、養い続けた職責を果たさねば。
     そして、果たせばこそ、嵐を超えて次代につなぐ新しい業態へ。
     あらためて座右に置くのは〝長篠の合戦絵図〟

水曜日, 3月 25, 2020

地消地産は進む/電気自給の建築物



今は今、あるところの市役所、そこの電源は自給自足
 みれば壁面いっぱいの太陽光発電パネル

 地域の財を無闇には地域外に漏れ出さない

 外からしか買えないモノは外から買えばイイ
 だが、域内で産出できるモノは〝地消地産〟で地域経済充実へ

 しかも地球にやさしい   2030年SDGS目標にも
 

木曜日, 1月 09, 2020

地産地消が成り立つには

なによりも新鮮・・・・・
 作物の作り手の人柄が見える
作り手と、買って下さる〝まち〟の人とが、対面できる
 〝まち〟のなかに広場があ
 〝まち〟と〝田舎〟が近い まちづくり
 長期保存用の薬品を使わない 
 大規模店舗を規制する
〝まち〟の人の所得水準のアップ
 結構、国の基本政策にまで関係が及ぶものだ



 

 



 

月曜日, 11月 25, 2019

価格を追わず真価を創る


「お隣よりも安いよ・・・」の渦中で育ちあがると、それが「商売の常識、競争力」だと思い込んでしまう。

「陶器問屋に先がない」との思い込みにもつながった。
  
 時を経て、〝価格を追わず真価を創る〟と目を開かされて久しい。

 陶磁器に先がないどころか、21世紀にも真価を創造し続ける〝商〟が目の前に。

 選んだ自らの職業も同じ。真価の涵養への挑戦が続きます。
 

日曜日, 8月 25, 2019

長いようで短い、短いようで長い、この50年



 セトモノ問屋に生まれ育った出自もあって、中小企業家の方々ひとり一人と向き合って仕事や活動に取り組むことの多い50年でした。そこで薫陶を受け学ぶことが出来た生きる力や智見により、自身の弁護士としての成長もさせていただきました。
 同時に、読み重ねる書物から古今東西の先人が歩み極めた史実や物事の本質を学び、これを仕事にそして人生に応用する試みを重ねる日々でもありました。
 幸いに健康に恵まれたこの身、この先、ご縁を真摯に戴く方々とともに、50年のキャリアを基盤として、更に〝自ら考える〟ことによって互いの道を拓く、その挑戦を続けて参ります。

火曜日, 1月 22, 2019

連携で両立

28歳のときのこと。
 ある不本意な出来事があったが、今は耐えて修養につとめて時節を待つことに。
 気晴らしに、少々の蓄えをはたいて一週間ほどの旅を計画。
 「しかし、待てよ・・・・その間に、あたらしいお客様が来られたら・・・請け損なってしまうのでは?!」
と、心配になって、結局、旅の計画はナシに。
 これを聴いた祖母曰ク
 「昔から云うよ。暇があるときは金がない。金があるときは暇がない。」
 「あんた、このジレンマからどう抜け出すの?」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 所属の法律事務所の組織としての値打ちを自覚し、その組織としての増強を生涯の課題の一つに選んで離さなくなったのは、この時から。
 

土曜日, 9月 22, 2018

〝張り子の虎〟と〝実の虎〟


 「空気」を読んで益々KY集まる・・・大きな大きな〝虎〟
 
 ふと見れば・・・・そこにうずくまるのは
 皆々が揃って後ろ足ではないけれども、後ろ足も実在する
 皆々が揃って前足ではないけれども、前足も実在する
    皆々が揃って顎・牙ではないけれども、顎・牙も実在する
    皆々が揃って目ではないけれども、目も実在する
    皆々が揃って耳ではないけれども、耳も実在する

    各部が神経組織で結びあい脳を実在させる

 地を這い風雨に耐えて自ら育つ・・・・・・・・・本当の〝虎〟

木曜日, 7月 19, 2018

ふと〝素〟にもどる











そこから新たな〝ひらめき〟が

土曜日, 3月 03, 2018

今は最低であっても、やがては最高にも

万物は流転する(ヘラクレイトス)

 今は世界最高峰であるものも昔は海底。
 今は最低であっても、やがては最高にも。
 諦めない!慢心しない!
 変化を知り、変化を予測し、変化に先駆して対応する、この営為こそが道を拓く。
 〝ゆく河の流れは絶えずして、しかも、もとの水にあらず〟(鴨長明)を、あらためて肝に銘ずる。

月曜日, 1月 01, 2018

あした は 晴れる



  集中の一極は陽光燦々、片や地方は曇天に続く曇天。
  この異常はもはや歴史の趨勢なのか・・・・?

  市民が、市民の多くが、市民の大勢が、〝知る時〟が来よう。
  なぜ、この様になったかを。
  そして、どうすれば地方の空が再び晴れるかを。

  あしたは晴れる。晴れさせよう!
  既に今夕、西の空は緋に染まる。
 

木曜日, 10月 26, 2017

しら鳥集う瀬戸川の辺(ほとり)は、今、新たな歴史へ

尾張之国、名鉄瀬戸線は名古屋(テレビ塔下の栄駅)と瀬戸(尾張瀬戸駅)のそれぞれの中心市街を30分で結ぶ。
 尾張瀬戸駅を降り立てば目の前に瀬戸川。昔日は陶磁器原料やガラス原料の精製排水で白濁していたが、現在は清流となって小魚が泳ぐ。時折、スッポンや、なぜか錦鯉までも姿を見せ、また、夏には食用蛙がブオーと鳴く声も聞こえる。
 そこへ、餌を求めて様々な鳥が集う。
 自然の風物に親しむことで気持ちもなぜか落ち着く。そこから新たな陶磁器文化が育まれ登場するに違いない。
 千年の歴史に続く新たな郷里の歴史が始まりつつあります。   

日曜日, 9月 03, 2017

岩屋堂そして三国山/そこは愛知高原国定公園


   コッツウォールズのはずれにあるレイコック・ビレッジ。
 産業革命(18世紀後半~19世紀前半)以前は綿の交易地として栄えたが、炭産地から遠く革命から取り残された。地場産業は衰退し、村はレトロのまま。
 代わって石炭豊富なマンチェスターが世界の工場となって空前の繁栄。
                        ~~~~~~~~~~~~~~~~
    時は遷り、世界の工場は日本そして東アジアに。
 大都会マンチェスターは衰退し、いまや地域再生の課題を担って挑戦中。
 他方、取り残された筈のレイコック・ビレッジのレトロが貴重に。村全体をNational Trustが運営するのだ。
 今、富裕層しか住めない人気の村に。
 週末はレイコックに住んで、ウイークデーはロンドンで活躍する。
 これがあこがれの人生となった。

   岩屋堂そして三国山、いずれも愛知高原国定公園の中だ。
 近くに陶芸の里〝せと&赤津〟 三国山の麓「瀬戸北インター」から東海環状道に乗れば信州へもまっしぐら。
 大都会〝名古屋〟へは瀬戸駅から30分なのだ。
 

日曜日, 6月 18, 2017

何が大切、時代を超えて栄える底力とは




この作品のメーカー、

全盛を極めた

そういう時期もあったが・・・・・
















 
ふと足を留める

 これは?
どこかで見た・・・

 ここに原型があったのか

 歴史を超えて世界の人をひきつけるのはコレ
       

日曜日, 6月 04, 2017

オーケストラのある まち〝瀬戸〟第30回記念定期演奏会










 郷土をオーケストラのある まち にしようと、一念発起し、有志が協力しあって瀬戸市民オーケストラを結成。

 初演はベートーヴェンの第九交響曲・第Ⅳ楽章を〝瀬戸第九うたう会〟の合唱とともに。

 翌年から年一回の定期演奏会を重ねて今年は30回目。

 記念公演に是非お出かけ下さい。

金曜日, 5月 05, 2017

学んで繋ぐ世界の潮流〝国連ビジネスと人権に関する指導原則〟

中小企業家同友会全国協議会(中同協)第49回定時総会 in 愛知 7/6~7
   第11分科会へどうぞ ご参加を

 
                                                                                                                
1 人権を生かすビジネスめざす世界の趨勢を知る 

2 この趨勢を憲章・条例の推進運動への補助線として活かす方向を探る 

3 自社での人権実現は?その現在と近未来





【写真】 東アジア版 中小企業憲章 をめざして
2012年9月/ベトナム計画投資省企業開発庁との意見交換 
(愛知同友会&愛知県中小企業研究財団)

木曜日, 4月 06, 2017

新インダス文明、今、激しく発火


 現代日本やスリランカに広がる般若経。2千数百年前にこれを生み出したのはインドである。その地の人々は、近代に至って、数世紀に及ぶ略奪と侵略から〝不殺生戒〟の教えによる非暴力闘争で独立を勝ち取る歴史をも刻む。
 独立インドは、グローバル化の現代に至って、その人々のエネルギーが露天市場からサイバータウンにまで、つまりピンからキリにまで充ち満ちて溢れかえっている。
 進出したSUZUKI自動車とその現地部品サプライヤーの「成功」が、ニューデリーを大渋滞とスモッグの名所にしている等々、新たな課題をも生み出す「繁栄」ぶりである。
 だがこれは、〝始めの始まり〟に過ぎない。
 13億人の大半が生産年齢層となる人口ボーナス期がこれから始まる。伸びしろが実に巨大なのだ。
 そこで、・・・・ふと、ある予感が・・・。
 インドは今、再びあのインダス文明の繁栄へと激しく発火し始めているのだと。

火曜日, 3月 21, 2017

原発やめて40年/この40年で積み上げた非核技術で先進文明

 
 原子力発電所第Ⅰ号を築くもその稼働直前に国民投票。
 稼働OK49.54%、稼働取り止め50.46%。一度も火入れせず廃炉したのは1987年のオーストリア。
 代わる電源を地産資源に求めて40年後の今。
 2017年、視察したのは同国ヴェルスの省エネルギー技術見本市。およそ3,000社の、しかも多士済々の中小企業が、各々その開発技術を競って出展。
 そこには、ペレット(おが粉などを固めた固形燃料/豆粒大なので流動性がある)で電気を起こす小型発電機も。木の国オーストリアならではの地産地消、つまりは家消家産の電源です。
 脱・原子力が生み出した超分散型のエネルギー源体系による新たな文明をみる思い。
 実は日本にも豊富な森林資源が・・・・・

日曜日, 1月 01, 2017

大地に根ざせばこそ繁りに茂る







 大地に根ざせばこそ、機会を捉えることができる

 抜け目のなさだけで、機会を捉えようとしても、手は届かない。

 営々と大地に根を張り続ければこそ、その手はチャンスを捉える。

金曜日, 9月 16, 2016

他力を生かすは異常に発達した大脳




他力を生かすは
異常に発達した大脳


 一列4頭前後二列8頭だて馬群を、2頭の馬上から御す。
 これ、チンパンジーやオランウータンではできない技。
 まして獅子や虎に於いてをや。
 ホモサピエンス、そうです現世人類がこれを為す。

 

 
 〝考える〟これこそ私どもの特徴。
 今をより深く広く、そしてより遠い将来を考えに考え、他力を生かして自ら今の行いを決め実践する。

土曜日, 7月 23, 2016

刻む年輪、数える年輪

 
苗木も大木となることができる。
 年々歳々、成長し続ければ、である。

 中途で「自分はこんなもんだな」と思った時、
成長は止まりそれでお終い。
 輪切りにして過去を数えるのみ。

 数える年輪よりも、刻み続ける年輪。
 

水曜日, 6月 08, 2016

瀬戸へ行かんでどこへゆく/第18回 瀬戸・第九演奏会


 「瀬戸へ行かんでどこへゆく」という時代がありました。働き場となる窯屋が実に沢山栄えていたからです。

 繁栄の源は、明治のウイーン万博はじめ欧米の万博で世界を惹きつけた瀬戸焼独特の絵付と造形、その文化発信力だったと言います。

 だが、いつのまにか廉売競争が大勢となり、遂にはより廉価の途上国に負けてしまいました。
 郷土〝瀬戸〟は、せっかくの文化発信力から引き離されて久しい。

 21世紀前半を進む現代、確かな曙光が見え始めています。
 伝統と新進の陶芸作家の方々。バイエルンやトウキョウで第一級の演奏家となった〝西田 博〟さん。シャンハイの大劇場での上海交響楽団との共演や万博会場そして杭州政府に招かれての杭州公演などでその歴史を刻む〝瀬戸第九合唱団〟。いずれもルーツやホームが〝瀬戸〟。

 800年前、杭州で製陶を学んだ藤四郎は良土を求めて瀬戸に来たって定住。
 〝現代の藤四郎よ、瀬戸に来たれ〟の歌声に応えて日本から世界からアーティストが再び「瀬戸へ行く」ことなくて何処へゆく。
 〝瀬戸〟と〝文化発信力〟は、これから再び結びあいはじめます。

 〝歴史が切り裂いたものを再び結びあわす〟

 第九の合唱は、このシラーの詩文をうたいます。郷土の未来を信じて、今度のコンサートを〝みな兄弟となって〟お楽しみいただければ幸いです。

日曜日, 5月 08, 2016

オーケストラのあるまち〝瀬戸〟


 わが郷里にして生活の本拠、それは〝瀬戸〟

 ドイツの各都市なみに「オーケストラのあるまち」めざして瀬戸市民オーケストラを立ち上げて今年で30年。

 手に覚えある市民有志が楽器を持ち寄り、初めて一斉に調音したとき、疑いもなくそれはオーケストラの音色。
 思わず皆々顔を見合わせ、Vサイン。

 1986年9月14日、この市民オケがヴェートーベン作曲第九交響曲の第四楽章を瀬戸第九合唱団の合唱付きで演奏しきったとき、瀬戸市文化ホールは万雷の拍手。
 今でも耳に響きます。

 翌年から重ねた定期演奏会は、今年で第29回目。〝オーケストラのあるまち〟は確かなものに。

 (コンサートの詳細は、写真をクリックしてチラシを拡大してご覧下さい。)

金曜日, 3月 25, 2016

21世紀は分散電源で/庭先で地熱発電

 訪れたのは、温泉地。
 
 お宅の庭先で地熱(温泉)を生かしてバイナリー発電をしておられます。

 これぞ地元の費消を地元で産みだす〝地産地消〟ならぬ〝地消地産〟

 電源の分散体勢は、安全保障の基礎でもあるのではないでしょうか。
 

月曜日, 1月 04, 2016

謹賀新年 2016年



 2016年、回天の年に進む。

 自問自答と語りあい学びあいを繰り返し


友と共に活路を拓かん。

金曜日, 12月 04, 2015

バトンを受け継ぎ受け渡して〝今〟を生きる

 2400年前の遺跡、その時代、ここで誰が誰と何をどのように・・・・
 そして、今から2400年後、この場所で、誰が誰と何をどのように・・・・
 人の生命は連続し、「民主政体に於けるリーダーシップとは」などの人の世の課題と思考もまた連綿と受け継がれる。

 翻って郷土に立つ。

 2400年前の景色は?その頃の先祖は誰だろう?
 2400年後の景色は?その頃の子孫は誰だろう?
 そして〝個〟はバトンを受け継ぎ受け渡して〝今〟を精いっぱい生きるのだ。

火曜日, 9月 22, 2015

〝山のおやつ〟は今も撓わに実を結んで



 三国ウエスト農場

 尾張・美濃・三河の三国に接する標高701㍍の三国山の頂上近く、当家の家族が経営する農場では、乗用馬・馬車ひき馬・ヤギ・猫などなどが、のんびりと暮らしています。

 ときどきイノシシ親子も訪れます。


 そこには秋が一足先に訪れ、その幸を実らせます。


 遙か昔、里山から離れて都会の生活に・・・・


 山の幸ならぬ〝山のおやつ〟は今も撓わに実を結んで待っています。

日曜日, 9月 06, 2015

学べば拡がり深まる視野と支援力


 9月の冒頭、マル2日間に亘る学びに参加しました。

〝海外展開支援研修〟です。


 講師諸氏の講義は、それぞれご自身の、縦横の実戦経験を踏まえての組み立てに。

 前半生での商社員など、後半生での中小企業コンサル活動など、世界に跨がるその実践に裏づけられていたため、事の本質を捉えて解りやすく、大いに学ばさせていただく結果となりました。

 また、あわせて、自分自身のこれまでの海外展開支援などの活動を振り返り、これを整理整頓して〝経験智〟に昇華させる機会ともなりました。


 実のある〝認定支援機関〟の一員に相応しく、新たな一歩を今も踏み出し続けます。

水曜日, 8月 05, 2015

黙々と汲み揚げ続ける〝うなずきロバ〟

現代のエネルギー源を黙々と汲み揚げ続ける〝うなずきロバ〟

世の隅々まで「動脈」で行き渡る現代のエネルギー源は原油

ナゾナゾ

どうやってこの世に出てくるの?
油井で〝うなずきロバ〟が黙々と汲み揚げてます

で、この土地はだれのもの?
地下100㍍以下はだれのもの?
採掘権はだれのもの?
奪い合い、取り返し合いがあるの?

そして、産物を購うのは誰?
それを取り仕切るのは誰?

エネルギーの代価が世の隅々から「静脈」で環流して戻るのは誰々のところ?
どう分けあう?

それぞれの「権利」⤵ ⤴ 「利権」の秩序を維持する〝政策〟そして〝力〟の実体は何?

木曜日, 4月 30, 2015

藤蔓の如くに



  蔓 逞しく昇れど


  
  花 頭を垂れる


 



花ことば

     確固たる
            優しさ 
                                                                  

日曜日, 1月 04, 2015

源平の昔、落日を扇ぎ戻さんとした人あり



 
 権勢絶頂の人、斯く行うも

 あすの陽光、既に胎動

 新年、あけましておめでとうございます

 本年も 宜しくお願い いたします

木曜日, 12月 18, 2014

〝一年が経つのが年々速くなる〟は錯覚


 この一年もひた走りに走って、あっという間にもう暮か、という感じです。

 でも、ゆっくりとふり返れば、実に様々な新たな挑戦を重ねた一年でもあります。

 時々、来し方をもふり返って見直してみることもいいかと思います。  
 皆様のおかげで今に至っていることが身に浸みます。

 これから寒さがいっそう進むなか、皆々様のご健勝をお祈り致します。