水曜日, 11月 13, 2024

すべての人間は兄弟になる


 歴史が切り裂いたものを再び結び合わす
                       すべての人間は兄弟になる       

 これは、シラーの詩の一節。21世紀の四半世紀を経た今も、この願いは切実。
 ここセトモノの瀬戸市でも2025年の新年正月に、この詩をベートヴェンが交響曲に作曲した 第九交響曲 をうたいあげます。
 戦禍の下、双方の市民どうしの結び合いを、世界の一隅からではあっても、これを励まし照らすことになれば・・・・・
               
 演奏会での序曲は、地元瀬戸の陶祖 加藤藤四郎を讃える〝藤四郎賛歌〟。
 時代は鎌倉期、当時の世界の文化の中心地の一つ〝南宋〟に渡って製陶を学び帰り、最品質の陶土を求めて瀬戸市にそれを見つけて永住し、当地の陶祖として伝えられて今に至ります。
 歴史の中での一時の和平の時期であればこそ、南宋文化は栄え、また、両国の間を往き来することができました。
 そして、今は・・・・・・
 
あらためて
 歴史が切り裂いたものを再び結び合わせる
   すべての人間は兄弟になる
 

 ※ チケットご入り用の向きは、小生にメールでご注文くだされば、チケット(送料ともで1,110円)と請求書を送らせていただきます。