土曜日, 12月 31, 2022

手を結ぶ ひとり一人の幸せは 行きつ戻りつ 歴史を登る

  克服した筈でした。77年前に・・・・・。

 だが、思わぬ揺り戻しです。

 そう、軍民あわせて5千万人から8千万人の犠牲に報い、この悲惨を繰り返さぬ決意で創立した国連。時に1945年、加盟国51カ国の盟約でした。

 これ、今や無力なのか?

 否!

 確かに第2次世界大戦の戦勝五大国に世界の平和を委ねて頼る時代は終焉を迎えた様です。

 だが、今や国連加盟国は196カ国、77年前の約4倍におよびます。これまでの5大国を、むしろ中小の国々191カ国が包み込む形勢です。

 五大国と言うもののその人口は約20億人。地球全人口80億人の四分の一に過ぎない。中小の国々の人口は五大国のそれに比べて圧倒的に多い。

 中小こそ多数派だと気付きます。

 その連帯の力こそ人類史を新たな段階に進めるに違いないのではないでしょうか。 日本列島で生きる自身も皆々その一員であることを自覚しよう。

  〝手を結ぶ ひとり一人の幸せは 行きつ戻りつ 歴史を登る〟

金曜日, 10月 21, 2022

桐一葉、落つるを見て知る天下の秋

                                                                         (前漢・劉安/前179‐前122)

 桐の葉いちまいが落ちるのを見て

       〝先駆〟の政策を発案し 

         実践に 着手する資質は?

 厄年を超えて、これは

     〝広くて深い時代認識と先駆〟

と悟り、理念の一つに掲げる。

  厄年から35年、職について53年を歩んだ今、確かに  

           天下の秋

が身に迫る。

 胸中に〝先駆〟の策ありや。

土曜日, 6月 11, 2022

衆議により進路を発見しこれを決す



   
人、ひとり一人が人間らしく生きたい。

 人の世を包み浮かべる天海の変転、止まることなし。

 常に進路あやまたずこれを発見するは、衆議による神の眼。

 方向を決して協力しあい、以て活路を拓き皆々生きる。

土曜日, 1月 01, 2022

~~~汝自身を知れ~~過剰の中の無~~~


 

 これは、ギリシャのデルポイ神殿に掲げられた神託、とのこと。

 この箴言で締めくくる中日新聞元旦の社説から学ぶことになりました。

 振り返って己れ自身をみれば、そこに居るのは紛れもない老人です。

 自身にどれくらいの資質があり、どれくらいの限界があるのか、わきまえることを忘れる勿れ。

 「まだ壮年のうち」などと勇んで進めば、知らずして限界を超え、文字通り〝過ぎたるは及ばざるより尚わるし〟に陥る。

 あらためて己れの立ち位置とそれにふさわしい役目を知る、新年の計となりました。