木曜日, 10月 30, 2008


瀬戸市民オーケストラ名曲コンサート/2008年

 この暮、瀬戸で
  ドヴォルザーク 『新世界より』
をどうぞ

      交響曲第9番ホ短調作品95


 わが郷里の瀬戸にはオーケストラがあります。

 アマチュアですが、もう20年以上の歴史を歩み重ね、技量も半端ではありません。オーケストラのある「まち」づくりめざし、瀬戸第九をうたう会で仲間とともに出発を支えた日々は今は昔。よい想い出です。

 来年こそは「新しい世界」を!の元気を瀬戸で充電しませんか。

 一報下さればチケットをお送りします(全自由席1,000円)。 コンサートホールは瀬戸文化センターホール
                          (写真をクリックするとチラシが拡大できます。)

 

月曜日, 10月 13, 2008


日本の秋祭りもナイル川文明から


 10月12日、地元・瀬戸でも秋祭り。各町内では子供獅子を繰り出して町内を練り歩くのが年中行事です。倉庫から出して町内の集会所に飾った雌雄一対の獅子頭は、いつどうやって揃えたものか判らなくなっていますが木彫・総漆塗の立派なものです。

 ところで獅子ってライオンのことだろ。日本の神社では拝殿前の左右に狛犬とか獅子とかの彫像がおかれるのが通例ですが、中国にゆくとやはり宮殿などの門前に阿吽の獅子像が鎮座ましましています。で、もっと西に行って古代エジプトの遺跡をみると、そこでも左右のライオン像が神殿入り口を固めていました。ライオン→獅子→狛犬と幾千年も前から発してエジプト→インド→中国→日本と伝来し、私たちの町内にも。

 もともと世界は一つ。人の文化交流は押しとどめがたく人類存続の底流をなしていることをあらためて実感する秋の日でした。

 

ともに うたいませんか〝第九交響曲〟

 あたらしい歴史ひらく2010年の上海で

 〈時代の潮流が残酷に切り裂いたものを、再び結びあわす。すべての人間は兄弟になる。〉

 第四楽章クライマックスの合唱詩はアジアと世界の過去と未来を示唆しているのでしょうか。

 私どもは、次の国際博が開かれる2010年、開催地・上海での第九交響曲の演奏会を企画いたしました。日本の合唱ボランティアと中国トップクラスのプロオーケストラとが、2005年愛知万博以来の交流の芽を育てあい、日中共同して上海の地でベートーベンの第九を高らかに演奏し唱うのは、人類の文化活動史上はじまって以来の進歩。

 第九だい好きのみなさん、あたらしい歴史を開く人類の一員として、中国の人たちに熱いメッセージを伝えませんか。「すべての人間は兄弟になる!」と。平和が永続しともに繁栄する調和した社会の、こころの礎にもつながるでしょう。

 ともに唱いませんか。あなたの生涯の思い出と歓喜のために。

              写真は上海交響楽団との契約書を交換する瀬戸第九をうたう会代表らと交響楽団の陳総経理

月曜日, 7月 21, 2008


涼しい木陰で一息入れる


 夏、真っ盛り。フルパワーで走る。

 で、涼しい木陰で一息入れる。

 水の音でも聴きながら気をとりなおし、

 位置を確かめ針路を見なおそう。

 

 


 

日曜日, 7月 20, 2008


年輪を踏まえて本格化 


 弁護士40年目の夏


 私事で恐縮です。24才で弁護士の登録をして一心不乱に歩み続けて 今夏 64才にさしかかりました。40年の歳月は短いようで長く、長いようで短い。過ぎてみれば、これまでは基礎訓練の段階であって、これからが 世のため人のために真に お役にたつことが出来はじめる段階だと気づきます。

 「人の一生は重き荷物を負うて遠き道をゆくが如し、いそぐべからず」(家康公/山岡荘八)を、あらためて学びつつ弁護士40年目を迎えております。

月曜日, 4月 14, 2008

めぐり来し春


めぐり来し春 


 冬、吹きすさぶ寒風に耐えつつ、春のめぐり来る時あるを信じて、日一日と花芽を育てる。

 やがて、春に進んで花を咲かせる。

 人生の難儀に遭遇し、人の助力を得てこれを耐え忍び、解決ある日を信じて営々と努力を重ねる日々に似たり。

 春のめぐり来ることをあらためて信ずる季節です。

日曜日, 2月 10, 2008


随 想 

  人間の力 ~~~その2~~~~


 地上最強のヘビ、それはコブラ。嚼んだ相手の命をたちどころに奪い去る。一瞬の飛びかかり、牙と強烈な毒を天から授かっている。

 それが故か、神格化されて王冠を飾り、ツタンカーメンのマスクにも黄金でその姿を見せる。

 だが、そのコブラさえ人間は操るのだ。

 なぜ操ることが出来る?性質を見抜き、対応する姿勢を考えだし、思うように動かす。

 これまた大脳の働きによるものだ。

 あらためて思う。人間らしく、何かにつけて考えよう。

随 想

人間の力 ~~~その1~~~

 人間は、己の体より はるかに 巨大なモノでも、これを創造してしまう力を持っている。

 構想を頭に描き、具体化するための手順を考え出し、設計図を書き、必要な物資を集め、必要な人を集め、組織をつくり、一つ一つを積みかさね、遂には構想したとおりの巨大な建築物を完成させてしまう。

 これは驚くべき能力だとあらためて思う。

 鷹は翼・嘴・爪、獅子は顎と腕力、ワニは大口、等々、それぞれ特有の武器を授けられて生きる。

 で、羽根はおろか鋭い牙も腕力もなく、体を覆う毛皮さえ失った人間の武器は何か?

 と、思うに、まさしくそれは大脳!

 そうだ、自ら考えよう。何かにつけて自ら考えよう。大脳をふりしぼって。