地域にクラシック音楽文化も!
とのかけ声と共に、今を遡ること40年前に市民有志が〝瀬戸第九をうたう会〟を結成。
2025年1月には、その20回目の地元公演が開催されました。
写真は、これを報ずる中日新聞。
筆 者/加藤洪太郎 千年の歴史をもつ陶磁器の街、尾張の国は瀬戸市の陶器問屋に生まれ、今も故郷の瀬戸川の辺で生活するシニア弁護士です。 オフィスは、名古屋市中区丸の内、地下鉄桜通線「丸の内」駅の上。 所員弁護士31名と事務局員30名余で各自の得意と熟・壮・青三世代を結ぶネットワーク型。 2018年には創業50周年を迎えた名古屋第一法律事務所です。 TEL052-211-2236(代表) 詳しくは下記Linksの「個人サイト/顧問弁護士.NET」へどうぞ。 掲載の各写真は、クリックで拡大します。
地域にクラシック音楽文化も!
とのかけ声と共に、今を遡ること40年前に市民有志が〝瀬戸第九をうたう会〟を結成。
2025年1月には、その20回目の地元公演が開催されました。
写真は、これを報ずる中日新聞。
先々も のんびりと日々を暮らすために、
〝今〟行うべき備えは?
我が事としての舵取りは如何にすべきや?
あらためて思い起こす 武田信玄の箴言(しんげん)の一つ。
遠慮あれば憂いなし
遠い先々を慮り 今 手を打てば〝憂い〟なし。
21世紀の今になってヨーロッパで戦争。その戦死者、ウクライナとロシアの双方あわせて3万8,000人に及ぶとか。(※注)
〝戦争でなく外交で〟の理念をあらためて肝に銘ずる。
どうすれば和睦せしむることができるのか・・・・黙考するうち、勤行の経文を想起。
そして、自身の本業の進め方のふり返りにも・・・・〝裁判係争か交渉解決か〟
だが、思わぬ揺り戻しです。
そう、軍民あわせて5千万人から8千万人の犠牲に報い、この悲惨を繰り返さぬ決意で創立した国連。時に1945年、加盟国51カ国の盟約でした。
これ、今や無力なのか?
否!
確かに第2次世界大戦の戦勝五大国に世界の平和を委ねて頼る時代は終焉を迎えた様です。
だが、今や国連加盟国は196カ国、77年前の約4倍におよびます。これまでの5大国を、むしろ中小の国々191カ国が包み込む形勢です。
五大国と言うもののその人口は約20億人。地球全人口80億人の四分の一に過ぎない。中小の国々の人口は五大国のそれに比べて圧倒的に多い。
中小こそ多数派だと気付きます。
その連帯の力こそ人類史を新たな段階に進めるに違いないのではないでしょうか。 日本列島で生きる自身も皆々その一員であることを自覚しよう。
〝手を結ぶ ひとり一人の幸せは 行きつ戻りつ 歴史を登る〟
(前漢・劉安/前179‐前122)
桐の葉いちまいが落ちるのを見て〝先駆〟の政策を発案し
実践に 着手する資質は?
厄年を超えて、これは
〝広くて深い時代認識と先駆〟
と悟り、理念の一つに掲げる。
厄年から35年、職について53年を歩んだ今、確かに
天下の秋
が身に迫る。
胸中に〝先駆〟の策ありや。
これは、ギリシャのデルポイ神殿に掲げられた神託、とのこと。
この箴言で締めくくる中日新聞元旦の社説から学ぶことになりました。
振り返って己れ自身をみれば、そこに居るのは紛れもない老人です。
自身にどれくらいの資質があり、どれくらいの限界があるのか、わきまえることを忘れる勿れ。
「まだ壮年のうち」などと勇んで進めば、知らずして限界を超え、文字通り〝過ぎたるは及ばざるより尚わるし〟に陥る。
あらためて己れの立ち位置とそれにふさわしい役目を知る、新年の計となりました。
武田軍の西上侵攻に際し、浜松から出撃するか否か。家康は逡巡の末 出撃。世に言う〝三方ケ原の戦い〟である。
手痛い敗北を喫し、かろうじて浜松城に逃げ込んだ。戒めの箴言と絵とは、現代の我々にも通ずる。
時は中国軍の台湾侵攻のその時、
日本自衛隊は出撃すべきや否や。
緒戦段階 → 攻防戦段階 → もしかして奪還戦段階
各段階での勝敗の行方 と 出動の日本にとってのメリットとディメリットを問う。
先頭の正・副だけが状況の把握・判断にあたり、あとのものは目の前の鴨に追従するのみで、ある意味では「気楽」?
半円形陣に移っては、各鴨だれもが状況の把握と判断にあたり協力しあうことに。
想起するは、縦に並んで北上する相手艦隊の進路を、横に展開して遮るわが艦隊のこと。相手艦隊先頭に向けて集中砲火を浴びせたその史実である。
鴨たちも、自主・民主・連帯を身につけるのカモ?!
暗雲あればその陰に陽光あり
この一年余、座右の銘としたのは
〝転禍為福〟
生涯の歩みの途上で、長く立ち止まって自省する、そうした機会をはからずも得ることに。
この禍の日月なくば、従来の歩みの延長上をひた走りに過す人生となったかも。
〝暗〟中 立ち止まって己が立ち位置を知り、沈思黙考して 自己変革へ。
陽光あける 〝明〟の日々が楽しみ。
再開発プロジェクトが完成したレイヤード久屋大通パークから電車で30分弱、そこは尾張瀬戸駅終点。
陶磁器文化で千年の歴史を刻む瀬戸市の中心市街地です。
その真ん中を瀬戸川が流れています。
この亀さん、石にのぼって向こうの白鷺の様子をうかがうが、友達になりたいのかな。これを写真に撮る人間もそういえば自然の一部なのだ・・・・と吾にかえる。
人口13万人の瀬戸は更に車で東に20分も走れば国定公園地域。岩屋堂や東海自然歩道そして尾張・三河・美濃の三国境の三国高原へと続きます。そこは名古屋そして伊勢湾その向こうの鈴鹿山系まで一望できる緑豊かな別世界です。
瀬戸川の辺に住んでテレワーク、時として名古屋市内のオフィスへ。
空き家も結構ありますよ・・・・・