独立インドは、グローバル化の現代に至って、その人々のエネルギーが露天市場からサイバータウンにまで、つまりピンからキリにまで充ち満ちて溢れかえっている。
進出したSUZUKI自動車とその現地部品サプライヤーの「成功」が、ニューデリーを大渋滞とスモッグの名所にしている等々、新たな課題をも生み出す「繁栄」ぶりである。
だがこれは、〝始めの始まり〟に過ぎない。
13億人の大半が生産年齢層となる人口ボーナス期がこれから始まる。伸びしろが実に巨大なのだ。
そこで、・・・・ふと、ある予感が・・・。
インドは今、再びあのインダス文明の繁栄へと激しく発火し始めているのだと。