土曜日, 7月 06, 2013

来たれ!現代の藤四郎、この瀬戸へ


【1番】
 波濤渡り学びし  宋の国は陶の技
   帰り来たって    求めるは
  想い生かす 陶の土

【2番】  
 ここは山や川ある  出ずる土は世界一
  来たれ藤四郎  住もうぞ瀬戸で
  願い生かす このまち

【3番】 
 ともに暮らそ藤四郎 ともに栄えん陶の地
   八百年生きる せともので   
 想い創る 瀬戸の地                   


 郷土・尾張の国〝瀬戸〟は陶祖加藤藤四郎が活躍した時代から数えて800年。これを記念して〝陶祖八百年祭〟の諸行事を展開中です。わが『瀬戸第九をうたう会』も師走にベートーベンの第九交響曲に併せて新曲〝藤四郎賛歌〟を初演します。その作詞は加藤洪太郎。これを踏まえて地元出身のバイオリンニスト西田博・由美子さんご夫妻が何とオーケストラ仕立てで作曲。
 この12月8日、瀬戸市文化センター大ホールでの初演は見のがせません。
 瀬戸の地域経済を新生しようと市民サイドでもあちらこちらで有志が集って研究中です。件の作詩者もその幾つかに加わっています。その成果の一つが「陶芸で身を立てようと志す現代の藤四郎を、日本そして世界から瀬戸に招く施策が肝要。核心は人だ」との気づきです。これを賛歌にして〝まち興し〟に参加、です